ますですブログ

思ったことや感じたことなど。

近況報告記

やってしまった。前回の投稿から、約一週間ブログを放置してしまっていた。

 

言い訳をするわけではないが、僕は決してこのブログの存在を忘れていたわけではない。3日くらい前にTwitterでつぶやいたように、自分の過去5年(?)分のツイートをテキストマイニングにかけ、その結果をブログの記事にするつもりでいた。ところがどっこい、私生活でバタバタしているうちに更新する機会を失ってしまった。しかも実際のところ、上記テキストマイニングの件は何も進んでいない。よって、今回の記事は全く関係のないことを書くことになる。かといって残念ながら最近何か特筆すべきようなことがあったわけでもなかったので、この一週間の振り返りをしたいと思う。「おめーの生活なんて興味ねーよ」という方はブラウザバック推奨である。

 

前回の記事は10月14日(日)に銭湯に行ったことについての記述だったので、15日(月)まで時計の針を戻してみよう。

 

【 10月15日(月)】

前日の夜、銭湯で2時間ほどリフレッシュしていたせいもあり、目が覚めると15時だった。寝る前にブログを書いていたら5時になっていて、慌てて布団に入ったのを記憶しているのでおよそ10時間は寝ていたことになるだろうか。サウナはもちろんのこと、風呂に長時間入り続けるというのはなかなか体力を消費するもので、いつも以上に深い眠りにつけたような気がした。ただ、起きたら太陽が既に傾きかけていたときの「時間を無駄にした感」というのもまた凄まじいもので、いつも以上に寝覚めは悪かったような気がした。とりあえず、この日の僕は溜めに溜め込んだバスタオル計8枚を洗濯せねばならなかった。お天気も悪くない。若干時間は遅いがとりあえず洗濯してから16時頃に干し、研究室へと向かった。研究室では、現在僕が進めている利益団体調査の結果に関する報告書をまとめる作業を行った。なかなか面白い結果が出たこともあって僕は作業に没頭してしまい、結局家路についたのは翌16日(火)の朝6時だった。そして朝6時、14時間前に干したバスタオル8枚を確認してみると、夜露でビショビショになっていた。心なしか前日に干した頃よりも湿り気が増しているような気がしたので、僕は再びバスタオルを洗濯機に放り込んだ。

 

【 10月16日(火)】

前述の通り、朝6時に家に帰ったこともあって結局「就寝」時間が朝7時になってしまい、目を覚ますと再び15時だった。完全に生活リズムが終わってしまったと憂鬱な気分でメールボックスを確認すると、指導教授からメールが届いていた。15日(正確に言えば16日)に作成・提出した報告書に対するフィードバックだったのだが、かなり良い評価をいただけたようだった。どうやらこの内容をうまくまとめれば、来年出版される予定の調査報告書の一章分に組み込んでいただけるかもしれないとのこと。僕は心の中でガッツポーズをしながら、極めて冷静な体を装ったメールを返信した。そのあと大学に向かい、17時から図書室の受付アルバイトをこなした。20時に解放されてからは研究室インしたものの全く研究に対するやる気が出ず、ぼーっとTwitterを見ていた。そうすると、ふと、自分のツイートをテキストマイニングにかけてみたらどんな結果が出るだろうかと思った。ということで、Twitterのツイート履歴取得機能を利用して自分のツイートデータを全て取得し、2時間ほど加工してから家に帰った。ちなみにこの加工作業がまあまあめんどくさかった。

 

【 10月17日(水)】

16日も結局夜更かししてしまったため、またしても15時起床となってしまった。自分でも学習能力が無いなぁと思いながら身支度をし、17時から大学で行われる政治史の講義に出席した。この講義は僕が大学院で唯一主体的に受講している講義で、レベルがとても高く、そして非常に面白い。2年連続で受講(正確には聴講だが)していて、例えば去年は1900年代初頭のイギリス駐日公使の日記(当然英語の日記である)を読解したし、今年の春学期には「平民宰相」で有名な原敬の日記を読解した。ちなみに今学期は教授が書いているテキストを掘り下げて輪読した後、再び先ほどのイギリス駐日公使の日記を読解する予定である。この日扱ったテキストのテーマは歴史認識問題だった。来週、すなわち10月24日には僕が第二次世界大戦について報告することになっている。講義が終わった後は研究室に戻り、5時まで来週の報告の準備を進めてから家に帰った。結局この日も布団に入ったのは6時だった。

 

【 10月18日(木)】

この日は指導教授から15時に大学院の講義に出席するよう指示されていたこともあり、13時に起床した。政治と司法の関係についての講義だった。講義が終わった後、16時半から19時半まで3時間、研究指導を受けた。指導の大半は、先日提出した利益団体調査の報告書についてで、かなり色々とアドバイスをいただけた。また、論文化のGOサインもいただき、11月末までを論文提出の目途とすることとなった。これで、来月いっぱいは締め切りに追われることになりそうだ。研究指導を受けた後は12時まで研究室で報告の準備を進め、翌日2限に予定されているTAの授業に間に合うように2時に寝た。普段の僕からすれば、2時に寝るというのはとても珍しいことだ。

 

【 10月19日(金)】

この日はなんと朝9時に起きた。普段15時起床の生活を繰り返しているこの僕が、なんと朝の9時に目を覚ましたのである。僕は金曜2限のTAを絶対に遅刻することができない。なぜなら、秋学期が始まる前、担当の教授との打ち合わせ(しかも16時からの)を寝坊してすっぽかしてしまった経験があるからだ。僕が人生で初めて人に「菓子折り」を持って行ったのが、あの時だった。幸いなことに、あれ以来、まだ遅刻してはいない。TAが終わった後14時から18時まで研究室で報告の準備をして、その後はバイトだった。もともとはバイト先の新人歓迎会に参加する予定だったのだが、シフトに空きが出てしまうということで僕が代わりにそこに入った。後輩に説明してもほとんど理解を示してもらえないのだが、僕がシフトに入ることで、後輩が代わりに飲み会を楽しめるのであればそれでいいのだという考え方の下に僕はこのような行動を取っているわけで、別に飲み会が嫌いとかそういった理由ではない。ところで、この日飲み会に行かず代わりにシフトに入ったことで、今までしっかりと話してこなかったとある人物と落ち着いて話す機会を得て、そしてその人がとても個性的で面白い人だということに今更気が付いた。もっと早くから気付いておくべきだった。ただただ残念だが、卒業してしまう前にその面白さの片鱗を見れたというだけで、飲み会を欠席しただけの価値はあった(「酸っぱい葡萄」ではない)。で、この日は朝が早かったこともあり、1時くらいには眠りについた。

 

【 10月20日(土)】

眠りについたのが早かったのもあって、今日も朝の9時に目が覚めた。非常にいい傾向である。もっとも、今このブログを深夜4時に更新している時点で、明日9時に起きれる可能性は消滅している。明日はせめて11時には起きたい。今日は朝10時から16時まで、大学の図書館の受付アルバイトだった。先ほどもこのアルバイトが出てきたが、このアルバイト、来室者さえいなければ基本的に自分の研究をしていても構わない。そして土曜日に図書室(ちなみに大学の図書「館」ではなく、研究棟の図書「室」である)に来る人間など、そんなに多くはない。よって、今日は静かな環境で研究を進めながら、給料をいただくことができる素晴らしい日だった。前から進めていた報告の準備もほとんど完成し、後は論点などを詰めるのみである。受付アルバイトが終わると、16時から21時まで研究室で読書した。読んだのは井上寿一『昭和の戦争 日記で読む戦前日本』(講談社学術文庫)で、単純に次週の報告担当箇所が第二次世界大戦であったからである。ここでは文献のレビューをするつもりはないが、戦争に至るまでの過程を様々な人物の日記から検討しているだけあって、これまでに読んだ第二次大戦関係のどの文献よりも「現実味」があった。どうしても歴史上の人物となると彼らはみな非常に合理的で、熟考を重ねたうえで歴史的「選択」を行うものであると思いがちであるが、日記を通して等身大の彼らを見ることで、そんなことは全くなく、歴史上の人物もしばしば非合理的で、視野狭窄に陥ったまま「選択」を行ってしまうものであるということがよく分かる。さて、22時から日をまたいで1時までは飲食のアルバイトをした。後から考えれば、今日は1日アルバイトデーであった。1日で1万円くらいは稼いだんじゃないだろうか。

 

ということで、1週間を振り返ってみたが、いざ振り返ってみると意外と3500字くらいにはなるようである。であれば毎日500時くらいのコンパクトな記事を書いた方が、絶対に楽で時間もかからず合理的なのだが、やはり僕もまた非合理的で視野狭窄な人間ゆえ、こんな選択をしてしまうのだ。