ますですブログ

思ったことや感じたことなど。

電車で九州一周旅行記【前編】

大変ご無沙汰しております。1か月半ぶりの投稿となります。2月はちょっと忙しくて、なかなかブログが書けませんでした。1か月半の間に当ブログを訪れてくれた人がいるのであれば、この場をお借りしてお詫び申し上げます。ごめんね。

 

さて、実はタイトル通り、この1週間ほど主に電車(を主とする公共交通機関)で九州を一周していました。今回は、その旅行記を書きます。ルートや電車で巡れる観光名所、かかった費用なんかを全部オープンにしますので、電車で九州一周旅行をしてみたい人がいたら少しは参考になるかもしれません。

 

ただ、大分県には友人とレンタカーを借りて行ったので、大分県だけ電車関係ないです。タイトル詐欺ですね、スミマセン。福岡県からぐるっと反時計回りに宮崎県までが電車移動です。

 

 

前段階

 

今回、九州一周旅行をすることを決意したのは4か月前の11月のこと。もともと、学生の間に九州一周旅行がしたいと思っていたのだが、九州一周となるとカネも時間も結構必要になってくるのは計画を立てるまでもなく自明だったので、なかなか実行に移せなかった。転機は地元の友人の結婚式。その帰り道、3月頃に1泊2日くらいで九州旅行しようという話が持ち上がった。友人は皆とっくに社会人なので、九州に旅行するにしても土日に1泊2日が限度(旅程を伸ばすと予定が合わなくなる)なのだが、このとき僕は、「九州一周するならこのタイミングしかない!」と思った。そこで、1泊2日は友人たちと行動を共にし、彼らが関西に帰ってから、1人でゆっくり九州一周することに決意した。

 

ということで、友人との九州旅行は2月23~24日(土日)に行われることが決まったので、大体旅行一週間前くらいにその後の計画を練ることにした。計画といっても、どの県で何を食べるかや、どのルートで九州を一周するのかを決める程度だ。事前計画では、以下のようなスケジュールで、その下のような食べ物を食べることに決めた。

 

【ルート】

1日目:京都→福岡→大分(別府)

2日目:宮崎→鹿児島

3日目:鹿児島→天草

4日目:天草→長崎

5日目:佐賀→福岡→神戸→京都

 

【食べ物】

福岡:博多ラーメン・明太子・梅が枝餅

大分:別府冷麺・やせうま

宮崎:なんじゃこら大福

鹿児島:両棒餅・さつま汁・かるかん・白くま

熊本:辛子レンコン・陣太鼓・いきなり団子

長崎:長崎ちゃんぽん・皿うどん・カステラ・ミルクセーキ・よりより・寒ざらし

佐賀:呼子イカ

 

実は熊本県にだけ大学3年生の頃に行ったことがあったので、今回の旅では熊本県をすっ飛ばして鹿児島から長崎に島を渡って行くことにした。途中で天草と島原を通過するので、その際島原・天草の乱に関する名所を見るつもりだった。あと、佐賀と宮崎については下調べの結果、観光名所や名物料理が少ないということが分かったので、その土地の料理を1つだけ食べるくらいでも良いかな~と思っていた。その結果、友人らとの1泊2日を含め、5泊6日の旅行とすることを決意したのだ。

 

なお結局、これらはほとんど実現しなかった。

 

 実際のルートと旅程

 

それでは今回の旅行の全ルートを先に公開しよう。結局こういうルートで九州を回ることになった。タイトル「九州一周旅行」の左横のアイコンを押せば、僕がどういう順番で九州を回ったのかが分かる。

  

 「九州『一周』してなくね?」という批判が来るであろうことは大体予想している。しかし一応沖縄を除く九州全県に訪れているので、「九州全県を制覇した」という意味で「九州一周した」と言わせてほしい。いや、無理があるか。まあいいや。

 

旅程は次の通り。

 

1日目:福岡→大分

2日目:大分→福岡→佐賀

3日目:佐賀→唐津→長崎

4日目:長崎→熊本→鹿児島中央

5日目:鹿児島中央→鹿児島→宮崎

6日目:宮崎→神戸

 

そう、予定では4泊5日で九州から関西に帰ってくるつもりが、わけあって5泊6日もかけてしまうことになったのだ。しかも、元々立てていた予定では九州を時計回り(福岡の次に大分、その次に宮崎…)に移動するつもりだったのに、結局反時計回り(福岡の次に佐賀、その次に長崎…)で移動している。ほとんど計画を立てた意味が無かった。まあ計画のことをうだうだ言っていても仕方ないので、次からは実際の九州旅行を(豊富な)写真付きで振り返っていきたい。

 

【1日目・2月23日(土)】福岡→大分(別府)

前日バイト先の追いコンで朝の5時まで飲んでおり、布団に入ったのは午前8時、起床時刻は11時というスーパーグロッキー状態で旅行1日目を迎える。起床後、すぐに荷物を持って京都駅へ。事前に大学生協で新幹線を予約していたので、スムーズに乗車することができた。正確な金額は忘れたが、学割を使って13000円くらい(座って寝たかったので指定席)だったような気がする。高え。しかしさすが新幹線、高いだけあって3時間もあれば京都から博多まで来ることができるのだ。

博多駅に着いたら、既に博多入りしていた友人らと合流。友人が予約してくれたレンタカーに乗り、一路大分別府温泉へ。車内ではワードウルフ(これ→ワードウルフのルール|1人だけお題が違う!?面白すぎるワード系人狼 | )をやって時間をつぶした。ちなみにこれめちゃくちゃ面白いので、ヒマな時間があるときにオススメです。んで、高速を使って大体2時間半くらいで別府温泉に着いた。高速道路走ってても、別府らへんに来るとなんか窓を閉め切った車内でも硫黄のにおいがしてくるからすごい(多分誰も屁はこいていないはず)。

宿は友人が予約してくれたところ(湯けむりの里 東屋)。部屋がすんごい綺麗で広くてびっくりした。しかも地獄蒸し(温泉の地熱で蒸すこと)のゆで卵が無料でいくつでも食べられるのだ。さらに夕飯もめちゃくちゃ豪華だった。細かいメニューは覚えていないが、九州名物(?)の甘い醤油で刺身を食べたときの衝撃はものすごかった。いやむしろ、醤油の甘さ以外ほとんど覚えていないと言った方が正確なくらいだ。刺身を食べながら、俺は今砂糖醤油でも舐めているのだろうかと錯覚したほどだった。もちろん全部おいしかったけどね。なお、宿のお代は18000円くらい。1日目でいきなり3万円飛んじゃったよ。

 

残念ながら、1日目と2日目に撮影した写真の多くは友人が写っているので、ここに上げることのできる画像は少ししかありません。下の写真は、宿からの眺め。こんな感じで、町のいたるところから湯気が出ているのだ。大地の力ってすごい。大地(ガイア)が俺にもっと輝けと囁いている。

f:id:highsucceed:20190302014732j:plain

大分の別府温泉

ちなみにこの日の晩は友人らと死ぬほどボードゲームをした。楽しかった。

 

出費:だいたい32000円

 

【2日目・2月24日(日)】大分→福岡→長崎

2日目、起床後朝食を食べて別府名物?「地獄めぐり」へ。知らない人からすれば「地獄」とは何ぞって感じだと思うので、説明しよう。といっても、下の画像を見ればすぐわかる。地獄とは、「超熱い温泉が湧き出ている場所」のことだ。ちなみにこの地獄の湯は90度以上あるらしい。何でこんな色をしているのかを説明する看板も立っていたが、内容は忘れた(シリカが云々かんぬん)。

f:id:highsucceed:20190302015957j:plain

大分名物「地獄」

そしてこの地獄、とにかく硫黄臭がものすごい。この地獄の近くにいる限り、硫黄のにおいからは逃げることはできない。地獄めぐりをしていると、誰でも気軽に一生分の硫黄のにおいを嗅ぐことができるのである。この地獄にもいろいろ種類があって、上の地獄以外にも、泥の下から湯が沸き出る様子が坊主の頭に見えることから名づけられた「坊主地獄」や、真っ赤な色が血に見えることから名づけられた「血の池地獄」など、5~6個の地獄をめぐることができる。ちなみに共通周遊券的なチケットが2000円で売られている(もちろん買った)。あといっぱいワニがいる。ワニ。

f:id:highsucceed:20190302020813j:plain

坊主地獄(名前があってるかは知らない)

 

f:id:highsucceed:20190302020942j:plain

血の池地獄(これはあってる)

1時間ほど地獄めぐりをしたあと別府市街に出て、「とよ常」さんで大分名物とり天の定食(確か1200円)を食べた。天ぷらなので当たり前だが、衣がサクサクしていてとてもおいしかったのは覚えている。個人的にはタルタルソースよりポン酢で食べる方が好き。

f:id:highsucceed:20190302021218j:plain

大分名物とり天

 

別府市街でとり天を食べた後は福岡県に戻り(この時点で事前計画から離れている)、太宰府天満宮へ。太宰府天満宮といえば、学問の神様菅原道真である。これからアカデミアの門を叩こうとする1人の大学院生として、太宰府天満宮は最高の観光地であり、これを素通りして他県に行くわけにはいかない。しっかりと菅原道真公に学業成就を祈願し、ついでにこれまた学業成就の御守(500円)を買った。100円で引いたおみくじは小吉という何とも言い難い結果であったが、「学問」の欄には「試験入学あせらず実力を示せば吉」とあった。残念ながら、試験入学の予定はない。

f:id:highsucceed:20190302022429j:plain

太宰府天満宮の門

あと、境内の梅が見ごろでした。 

f:id:highsucceed:20190302022259j:plain

太宰府天満宮の梅

 

旅行計画にあった「梅が枝餅(うめがえもち)」(約100円)も食べました。食べる前は長野で売ってるおやきみたいなもんかと思っていたのだが、全然違った。

f:id:highsucceed:20190302022808j:plain

太宰府天満宮前で売ってる「梅が枝餅」

 

太宰府天満宮を出た後は、レンタカーを返却しに博多駅へ。レンタカー代やガソリン代、高速代などを6人で割り勘した結果、1人当たり7000円の負担に。思ったより安く済んだんじゃないだろうか。その後、友人たちは土産物を購入してそれぞれの帰途についた。

 

そして、ようやくここから僕の九州一周1人旅が幕を開けるのである。

 

まず博多駅で友人らと別れてすぐ、その日泊る宿を探した。今回の旅では、宿泊費をできるだけ抑えることで、その分食費を増やして贅沢をするという狙いがあった。なので、宿は全てカプセルホテルにするつもりだった。で、さっそく「佐賀 カプセルホテル」で検索する。すると、なんと佐賀県にはカプセルホテルは1つしか無いらしい。マジかと思いながら、すぐにネット予約した。3150円だった。ネカフェに泊まるよりは割高だが、ビジネスホテルに泊まるよりは安上がりだ。

 

その後、博多駅佐賀駅行きの電車(1110円)に乗った。博多から佐賀までは、意外と安く移動できるのだ。1時間半ほどして、佐賀駅に到着した。佐賀駅に着いてまず驚いたのは、駅前にほとんど何もないことである。ネットでの下調べの段階で、佐賀県には何もないという情報を目にしてはいたが、まさか(腐っても県庁所在地の名を冠した)駅前があれだけ閑散としているとは思いもしなかった。が、茫然としても仕方がないので、駅から15分ほど歩いたところにあるうどん屋でうどんを食べた(360円)。麺にコシが無くてテンションが下がった。丸亀製麺とかでコシのあるうどんばかり食べている身としては、物足りない感が強かった。

 

うどんを食べた後、カプセルホテルにチェックインした。佐賀駅から徒歩5分程度の立地なので、旅行者にはかなり嬉しい。このカプセルホテルにはサウナ付きの大浴場が併設されていたので、ゆっくり湯につかりながら疲れを落とした。個人的な考えだが、旅行などでカプセルホテルを利用するときは絶対、大浴場つきを選んだ方が良い。疲れの取れ方が全く違うからだ。で、風呂から上がってさあ寝るぞと意気込んだら、カプセル内にコンセントが無いタイプのカプセルだった。つまりスマホの充電ができないのだ。このご時世あり得んだろと思いながら、共用スペースのコンセントで充電した。今回スマホが無いと、乗換案内は見れないわ現在地も把握できないわホテルの予約もできないわで確実に野垂れ死んでしまうことが分かり切っていたので、充電はまさに死活問題になる。そしてこの問題は、このあとずっと僕について回ってくることになるのである。

 

出費:大体16000円(累計48000円)

 

【3日目・2月25日(月)】佐賀→唐津→佐賀→長崎

就寝時刻が夜の2時だったこともあり、この日の起床時刻は朝の9時だった。軽く朝風呂に入って支度をし、僕はカプセルホテルを後にした。さっそく向かったのは、日本史の教科書でもおなじみ吉野ケ里遺跡である。このブログでは触れたことが無かったが、僕は日本史が好きで、中でもとりわけ古代史が好きだ。昔から古代史が好きだった僕にとって、吉野ケ里遺跡は聖地みたいなもので、高校生のころから死ぬまでに一度は行ってみたいと思っていた場所だった。

 

佐賀駅から吉野ケ里遺跡のある吉野ヶ里公園駅までは、大体10分くらい(280円)。ただ、駅に着いてから公園まで大体1キロくらい歩かなくてはならない。駅名から推測するに、どうせ吉野ケ里遺跡が発見された後にできた駅だろうに、なぜ公園の入り口から1キロ以上も離れたところに駅を作ったのか謎だが、とにもかくにも、僕は遠くに見える遺跡にワクワクしながら歩みを進めた。

 

遺跡に到着してまず思ったのだが、人が全然いない。平日だからこれだけ人がいないのかとも思ったが、それにしても人がいなさ過ぎる。観光客よりもスタッフの方が多いんじゃないかとすら思うほどだった。あとものすごく広い。どこかに書いてあったが、サッカーコート20面分くらいの広さだそうだ。広すぎて、公園の中を無料バスが走っているほどだ(ちなみに入園料は460円)。すげえ。

f:id:highsucceed:20190302031152j:plain

吉野ケ里遺跡内にある「環濠」

吉野ケ里遺跡といえば、日本史の教科書にも出てくる「環濠集落」の代表例だ。上の画像のように、吉野ヶ里公園ではその環濠や柵が再現してある。もちろん環濠や柵だけじゃない。画像のように竪穴住居や高床式倉庫、物見やぐらなども再現してあるのだ。しかも、これらのほとんどに入ることができ、当時に想いを馳せることができるのだ。最高!

 

f:id:highsucceed:20190302032001j:plain

吉野ケ里遺跡内にある再現施設

f:id:highsucceed:20190302032053j:plain

物見やぐらに階段があることからも分かるが、これ、登れる

f:id:highsucceed:20190302032358j:plain

バカみたいに広い

途中に小さな展示ブースがあったのだが、普通の人であれば15分もあれば出るであろうブースを僕は1時間半ほどかけて見て回っていた(超幸せ)。一人旅でしかできないことだと思う。ただ、吉野ケ里遺跡に時間をかけすぎ、公園を出たころにはとっくにランチタイムが終了していた。しかし公園周辺では飯も食えないので、仕方なく神崎駅から佐賀駅へと帰った。なお、神崎駅の目の前に卑弥呼銅像が置いてあって面白かった。実はこの卑弥呼像、吉野ケ里遺跡の方角を指差している。邪馬台国論争はまだ決着がついていないのだが。 

f:id:highsucceed:20190302053301j:plain

吉野ケ里遺跡を指さす卑弥呼

さて、予定では佐賀駅前で呼子イカの活け造りを食べるつもりだったのだが、ランチタイムを過ぎた、そしてただでさえ何もない佐賀駅の前ではどうしようもなかった。仕方がないので、佐賀駅裏にあった「ビッグ・ワン」という名前のラーメン屋で佐賀ラーメンを食べた(600円くらい)。店内でイノシシでも飼っているのかと思うほどの獣臭さがしたが、それだけ豚骨スープは格別の味がした。が、食後5時間くらいその臭いが鼻について取れなかった。

f:id:highsucceed:20190302033140j:plain

「ビッグ・ワン」の佐賀ラーメン

その後、佐賀出身のゼミの同期にオススメしてもらった呼子イカを食べに唐津市へ電車で移動した。佐賀駅から唐津駅は、大体1時間くらいで移動できる(1100円)。唐津駅は、なんというか海沿いの町という雰囲気を感じた。唐津駅に着いたのは午後3時くらいだったのだが、イカの活け造りを提供している店は夕方5時からしか開店しないようで、2時間ほど時間をつぶす必要が生じてしまったので、適当にGoogle mapで検索して表示された唐津城に歩いていくことにした。

 

正直に言えばこの唐津城、完全に舐めてかかっていたのだが、城の見える場所まで歩いて来ると、俄然期待値が上昇する。絶景が見えないわけがないような、海沿いの高台に城が建ててあるからだ。しかも高台のふもとに行ってみると、なんと100円で高台をスキップできるエレベーターを利用できるらしい。きっとエレベーター設置に莫大な費用がかかっているだろうに、なんという恐ろしいおもてなし精神。そのおもてなし精神に恐縮しながら、唐津城と対面した。結構綺麗な城だ。後で見た場内の情報によれば、最近再建されたそうだ。

f:id:highsucceed:20190302034344j:plain

唐津城の外観

道理で、中に入ってみると完全に近代化されていた。入場ゲートなんて、QRコード読み取り式だった。今までこんなもん見たことないぞ。城は4階建てで、階段を上っていくと天守閣に出ることができた。期待通り、最高の眺めだった。

f:id:highsucceed:20190302034729j:plain

唐津市内が見渡せる

f:id:highsucceed:20190302034832j:plain

もちろん海も見える

f:id:highsucceed:20190302034908j:plain

玄海灘も見えるのだ

写真を見れば分かるが、この日はアホほど天気が良かった。それもあって、本当にいい景色を見ることができたと思う。子供のころにダイエーでよく聞いた、「玄海灘の潮風に 鍛えし翼 たくましく(中略)いざゆけ無敵の 若鷹軍団」という、知ってる人は知っている例のあの歌が脳裏に響きわたる。ダイエーといえばドムドムバーガーね。

 

素晴らしい景色に感動しながら、僕は唐津城を後にした。僕はこれまで、日本の城の中では姫路城が一番だと思っていたが、この日、その一番の座を唐津城に譲り渡した。個人的に、最優秀城賞を授与した。その後、待望の呼子イカの活け造り御前を食べた(2800円)。恐らくさっきまでいけすで泳いでいたイカなのだろう、その透明さが新鮮さを物語っているし、なんなら心なしか若干ピクピク動いている。そんな呼子イカは、背徳感の味がした。

f:id:highsucceed:20190302040933j:plain

佐賀名物呼子イカの活け造り

しっかりとイカを味わった後、長崎へ向かうために唐津駅へと戻り、そのまま佐賀駅を経由して長崎駅へと向かう特急「かもめ」に乗った。所要時間は3時間弱、福岡→佐賀とは打って変わって、意外と時間がかかるようだ。また、特急なだけあって運賃も3710円した。さらに、その間にその日の宿を選ばなければならなかった。ネットで検索してみると、ファーストキャビンというカプセルホテルが評価も高いし値段も安い。ということで、その日の宿はファーストキャビンを選んだ(2600円)。

この選択は大当たりだった。できて1~2年しか経過していないようで最高にキレイだったし、設備も素晴らしかった。各カプセル(キャビン)にはコンセントが2つあるし、当然のようにWi-Fiも備えてある。加えて、各キャビンには盗難防止用のカギ付き物入が設置してあり、フロントでは無料の耳栓を配布している。また、若干狭いが大浴場もある。正直言って、これまでに泊ったカプセルホテルの中で一番快適だった。後で同期に聞いて知ったのだが、ファーストキャビンは全国展開している有名な簡易宿泊施設らしい。なるほど。それにしても2600円は安すぎませんか?

 

出費:大体13000円(累計61000円)

 

さて、ここまで3日分しか書いていないのに7500文字に到達している。あまり1つのブログにたくさん書いても、読むのが大変だと思うので、とりあえずここまでを前編として、後半部分は明日にでもアップしたい。ではでは。

 

【追記】

 

こちらが後編のURLです。

後編の方が「電車で」感があるので、よろしければどうぞ。

 

masudesu.hatenablog.com