ますですブログ

思ったことや感じたことなど。

ブログ開設記

パソコンを買った。ノートパソコンである。

 

本体お値段85000円、持ち歩きのためのカバーが2000円、新しいBluetoothマウスが2000円(これがまた、いざ使ってみるとほとんど使い物にならない)、有線LANをUSBに変換するコネクタが2000円、前から気になっていたBluetoothイヤホンが4000円、回復ドライブ用のUSBメモリが16GBと32GBで合計3000円(なんで2つ?と思うが、色々あった)

 

……となんと合計10万円近い出費であった。しがない大学院生である私にとって、10万円というのはなかなかの大金である。大学院生ったってほとんどフリーターである。恐らくであるが、その辺のフリーターや大学生よりはバイトに入る量は少ないはずである。従って、私は彼らより、もっと金銭的に余裕がないはずである。

 

でもやっぱり持ち歩きができるパソコンを持っているというのはとても嬉しいもので。だってすごいんです僕のパソコン、指紋認証ですぐにログインできちゃうんですよ。あとね、Bluetoothイヤホン、これもすごい。スマホから数メートル離れたって音楽が聴けちゃう。イヤホンをポケットに突っ込んでたらいつの間にかケーブルが絡まってああああっ!ってなることもない。でもBluetoothマウスはクソ。実際に右手で操作しているマウスの動きよりもマウスポインタが1秒くらい遅れてついてくる。お前はいっこく堂か。

 

で、せっかく新しいパソコンを買ったわけだから何か新しいことをしようと考えた結果、ブログを書くことを決意した。昔から日記をつけようとずっと考えてはいたし、これもいい機会だと思う。毎日ブログを書くつもりはないけれど、時間に余裕がある日なんかにはその日思ったことや感じたことについて、何か一筆書ければいいかなと思う。文章書くトレーニングにもなるしね。

 

さて、本日のブログを書き終わるにあたって。ちょっと恥ずかしいけれども僕の座右の銘というか、たまに意識していることを記しておこうと思う。何でこんなことを突然書くかって、それはブログ(日記?)を書くことに関係しているから。

 

「人間は常に変化し続けなければならない。

 良くも悪くも、変化することは進化である。

 変化をやめること、それすなわち退化である。」

 

生物というのは生きている限り新陳代謝を繰り返すものであり、細胞レベルで全く変化しない人間など存在しないのである……なんてクソリプは置いておいて、常に変化し続けることというのは実に大切なことだと僕は考える。人間って意外なほど怠惰で、気を抜けばすぐに変化をやめてしまう生き物だから。少なくとも僕自身はそう。

 

であるからこそ、常に変化し続けることを意識しなければならない。他者との対話を繰り返す中で新しい価値観を得たり、古い歴史書を読みながら遠い過去のできごとについての知識を身につけたり、一見無味乾燥に見えるデータの集合体と格闘を続ける中で新しい事実を発見したり、そういった様々な経験を積み重ねることで、変化していかなければならない。

 

しかし人間という生き物は怠惰であると同時に、とても臆病でもある。元気よく「変化し続けるぞ!」と意気込んでいても、長い人生を歩んでいく中で、ときに「本当に自分は変化することができているのだろうか……」と不安になることもある。不安に苛まれて酷い焦燥感に駆られ、夜も眠れなくなることもある。少なくとも僕自身はそうだ。

 

自分の身、特に内面的に生じた変化というものはなかなか外形的には見えにくく、判断の難しいものである。とりわけ、「変化し続ける」となると、どこかで何か自身の心境に変化があったんじゃないかと後から気付いても、その変化がどのタイミングで生じたのか思い出すのはとても難しい。「たかし君なんか雰囲気変わったよね~」なんて言われても、自分では自身がいつどのように雰囲気が変わったかなんて分からないものじゃないだろうか。そして「え、俺なんか変わったのかな……?」と不安になることだろう。少なくとも僕自身はそうなんだ。

 

じゃあどうすれば自分の身に生じた変化を把握することができるだろうか。

 

答えは簡単、記録すればいいのだ。そう、日記である。日記を定期的に書いていると、後から日記を読み返すことで、自身に起こった変化を確認することができる。「あーそういえばあの頃はこう考えていたなぁ」とか「この頃の自分の考え方、すごくアホっぽいなぁ」とか、当時の自分を知り、現在の自分と比較することで、自身に生じた変化を把握することができるのである。当たり前のことを書いているが、これはとても大事なことだ。臆病で心配性の人間は、自分の歩んできた道のりを振り返ることで、大きな安心感を得、再び前に向かって歩き出すことができる。だからこそ怠惰で臆病な私にとって、日記(ブログ)をつけることは大きな意味を持つのである。

 

思ったよりも長い開設記になってしまった。というか、「ブログを書き終えるにあたって」からの記述の方が長くなってしまった。最初から随分重たい記事になってしまったけども、今後はもっと軽い内容の記事が中心になると思う。誰がこんなブログを読むのかは知らないが、今後ともよろしくお願いしたい所存であります。