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夢のひと月20万円ふたたび

どうも読者の皆さまご無沙汰しております。約7か月ぶりの更新ですね。人間の怠け癖とは恐ろしいもので、ブログの開設記であれだけ偉そうなことを言っておいて半年以上もブログを放置しておりました。嬉しいことにこのブログのアクセス解析を見ると更新していない半年の間もひと月につき300~500回くらいアクセスされているので、なんかもう申し訳なさでいっぱいです。ほんとすみません。

 

で、今回半年ぶりに筆をとり(キーボードを叩き)、ブログを更新したのはタイトルの通り、夢のひと月20万円の結果発表が今日行われたからです。そう、学振の結果発表ですね。去年の学振の結果発表(不採用)については、こちらの記事を参考にどうぞ。今回の記事は同じような内容です。さあ、果たして今年の結果やいかに。

 

masudesu.hatenablog.com

 

 

 

 

結論から言うと、不採用でした。ハァ~(クソデカため息)

 

 

いやね、前の記事でも書いたんですけど、学振って5人に1人しか採用されないんで簡単に言ったら倍率5倍なんですよ。でもね、ただの5倍じゃないですよ。全国の並み居る博士課程のほとんどの大学院生、当然東大や京大を含むわけですが、そんなエリートたちを相手にして、5人に1人しか採用されないんですよ。だからめちゃくちゃ難しいわけなんです。だからだから、「どうせ俺なんか採用なんてされないから~」「まあ採用されたら超ラッキー、みたいな?笑」とか思ったり、周りに言いふらしたりしてるんです。

 

でもね、やっぱり心のどこかでは「受かってたらいいな」って思ってるんですよ~~~~~~~~~~~~!!!!!

 

で蓋を開けてみたら【不採用】じゃないですか。

 

うわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーってなりましたね。しかも申請書に対する評価を見てみたら、かなり惜しいところで落ちてたみたいで。それ知ったら余計にうわーーーーーーーーーーーーーーーーーってなりました。去年もう1本論文を書いていればとか、もっと申請書ブラッシュアップしておけば良かったとか、色んな思いが頭の中を駆け巡っていくわけです。今年で大学入学してから8年目になりますが、8年目で一番悔しかったことは何かって聞かれたら今回の学振不採用を挙げるくらいです。ハァ……。

 

とりあえず、誰かの何かの役に立つかもしれないので、前回記事と同じく申請書に対する評価をこの記事で紹介していきたいと思います。

 

下の画像は、僕が申請した区分における「不採用者」のうちのおおよその順位です。

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そう、A評価だったんですね。画像の通り、今回の学振不採用者の中で、上位20%に位置していたそうです。だからもう少しで採用(もしくは面接審査)されていたかもしれないわけです。去年はB評価だったので去年よりも評価が良くなっているのが唯一の救いですが、どのみち結局不採用になっているんで、何も救われないです。まあ全国の並み居るエリート(不採用者)の中で上位20%には入っていたんだと思い聞かせて、心を落ち着かせましょう。そうしないと死ぬ。

 

次の画像は、僕が提出した申請書に対する具体的な評価内容です。

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どの評価も3以上のスコアを採っているので、各評価では「良好である」、総合評価では「採用してもよい」にあたることになります。ちなみに去年は①研究者としての資質が3.50、②研究計画が3.00、③研究計画遂行能力が3.83、④総合評価が3.17だったので、③研究計画遂行能力以外はスコアが伸びています。これはシンプルに嬉しいですね。今年はかなり力を入れて申請書を欠いていたので、②研究計画が0.5ポイント伸びている一方、業績の数が少なかったのか、③研究遂行能力が0.5ポイント下がっています。だからなおさら「去年もっと論文を書いていれば……」って気持ちになります。

 

それにしても、①~③の平均をとれば去年と今年でそこまでの大差はないはずなんですが、④の総合評価はかなりの差が出ています。総合評価は何か独特の算出基準があるんでしょうかね。今回の結果を見る限り、研究遂行能力が総合評価に与える影響は他の2つと比較すると小さそうです。

 

次の画像は、学振申請者中の偏差値っぽいスコアです。

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画像にある通り、スコア3.0の場合、全申請者のほぼ中位(50%)に位置します。去年は3.071だったのですが、今年は3.206にアップしています。去年「3.071ってほとんど中間やんけ!」と思って少しがっかりしたんですが、3.206で不採用者の上位20%以内になるわけですから、スコアの幅はそこまで広くないようです。将来学振を受ける人は参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

 

以上が今年の結果です。ここで去年の記事を引用してみましょうか。

 

まあ全国の博士課程在籍者の中で半分くらいの順位に自分が位置していると考えると、そんなに悪い気もしないので、夢の20万円は獲得できなかったけれど少し気分は軽い。とはいえ落選したことは重く受け止めるべきだ。来年は必ず獲得したい。そのためには業績を重ねなければならないし、より研究を深めていかなくてはならない。

 

こう書いているように、去年はそこまで気分は重くなりませんでした。でも今年はかなり気が重いです。相当この結果を引きずりそうです。これを読んで、全国の中位くらいにいるだけで何を安心しているんだとシバき倒したくなります。それからもっと論文書いてればもしかしたら受かってたかもしれへんのやぞ!と小一時間問い詰めたくもなります。でも今頃何を言っても意味はないんですよね。去年はこれからもがんばるぞって気分でしたが、さすがに今回はかなりヘコんでいます。

 

この悔しさをバネに、今後よりいっそう研究活動に力を入れたいと思います。

 

あ、あとたまにブログも更新しますんでこれからもよろしくお願いしますね。