ますですブログ

思ったことや感じたことなど。

10月のおわり

10月が終わる。

 

この10月を一言で表すとすれば何だろうかと軽く考えた結果、「パソコン」かな、という結論に至った。うん、パソコン。

 

知らない人もいるかもしれないので言っておくと、今月僕は新しいパソコンを手に入れたのだ。ちなみに僕が買ったパソコンはこれ(Inspiron 13 5000)。まあまあスペックにこだわって構成を組んだ結果8万強したんだけど、統計ソフト回してもサクサク動くし指紋認証もめちゃくちゃ便利だしで、割と満足してる。ていうか、こんな感じの内容を開設記で書いたような気がするな。まあついでということであの時書いていなかったことをここで書いておくとすれば、DELLでパソコンの購入を考えている方は、納品にめちゃくちゃ時間がかかることを覚悟されたほうがいいということだろうか。多分、誇張抜きで100回以上お客様サポートのページ見返した。

 

パソコンを買っただけなら、別に今月を表す一言が「パソコン」になったりはしない。パソコンを買ったことで、色々と生活に変化が生じたからこそ、パソコンを10月を表す一言に挙げたのだ。どんな変化が生じたかというと、大体次の2つ。1つは、パソコン購入をきっかけに、このブログを書き始めたこと。そしてもう1つは、パソコンを買ったことで、研究室だけではなく家でも研究を進めることができるようになったことだ。振り返ってみれば、この2つによって、僕の生活はこれまでとはかなり異なった生活になった気がする。

 

まずブログを書き始めたことについてだけども、そのおかげで、まあまあの長さの文章を書くことにちょっと慣れ始めたような気がする。ただ、文章を書くことについてはちょっと前に記事(文章を書くということ)にしたので、わざわざ繰り返さないでおこう。まだ触れてない点について挙げるとすると、ブログの閲覧数とかかな。僕が使っているはてなブログでは、ブログの管理ページで閲覧数を確認できるのだが、これを見た感じ、かなりの人がこのブログを見てくれているようだ。正直なところ、最初は閲覧数に自分のアクセス数も含まれてるんじゃないかと疑ったのだが、調べてみると自分のアクセスは除外されるみたいだ。よかった。こんなよく分からないブログをわざわざ読んでくれている人がいるのみたいなので、この場を借りてありがとうございますと感謝の気持ちを述べたい。

 

特に、前回の記事(テキストマイニングによるツイート分析)はまあまあ反響があった。Twitterでも触れたが、言語文化学の教授の方があの記事をご覧になられていたようで、本当にビックリした(多分「テキストマイニング」の検索ワードに引っかかったんだろう)。あと、フォロワーの中で実際にKH coderをダウンロードして、ツイートをテキストマイニングした人もいたりして、ちょっと嬉しかった。普段、僕はTwitterなどで学問的にどんなことをしているかについてほとんど発していないが、大体あんな感じのことをやっていると思っていただければいいと思う。もちろんあれが全てではないし、むしろほとんど趣味に近いのだけども……。

 

次に、研究室だけでなく家でも研究できるようになったことについてだが、これは僕のこれまでの研究生活にとってかなり大きな革命だった。最初に書いたパソコンが届くまで、僕は研究活動の全てを研究室で行ってきた。こう書くと当たり前のように見えるのだが、研究室で実験をすることが多い理系の院生とは違い、実験するわけでもない文系の院生が研究室で研究する必要は、正直言ってあまりない。じゃあどうして研究室に行くんだという話になるわけだが、その理由は実に単純な話で、僕が持ち歩きのできるパソコンを持っていなかったせいで、家にいても研究が全く進まないからだ。実験しない文系院生とはいえ、さすがに手書きで論文を書いたりはしないのである。

 

さて、実際に持ち歩きのできるノートパソコンを手に入れてしまうと、特に実験をするわけでもない文系院生の僕は研究室に通う必要がなくなってしまう。というわけで、最近は研究室における僕の出没率は以前の半分ほどに低下している。ただ、この半月ほど実際に家で研究をしてみて(はやりのリモートワークというやつだろうか)分かったのだが、家で長時間集中するというのはなかなか難しい。書斎のような部屋やデスクワークのできる大きな机と椅子があれば別だろうが、しょせん我が家は家賃4万ちょいのワンルームで、机の機能を果たせるものはコタツくらいしかない。コタツで研究が捗るかというと、当たり前だが全く捗らない。どうも僕にはリモートワークは向いていなかったようだ。11月からはまた研究室に通う生活が再開しそうである。

 

ということを書いているうちに、11月になってしまった。パソコンを手に入れて変化したことが2つあると述べた。文章を書くことに慣れてきたことと、家で研究するようになったことの2つだ。しかしながら、よく考えれば僕は10回ほど記事を書いてもいまだに「綺麗にまとまった文章」を書くことができていないし、前述のように、結局来月からは家ではなく研究室で研究をするスタイルに戻りそうだ。要するに、やはり人間は1か月という短い期間ではそんなに大きく変わることはできないのだろう。